CROWCHE クローチェ
TOP STORY HOW TO PLAY HI-SCORE
STORYタイトル
ストーリーイメージ01

クローチェの謎

クローチェの謎…
それはクローチェ遺跡の何処かに湧き出すといわれている「命の泉」のありか…

遺跡の地下に眠っていた数々の秘宝は、すでにハンターや考古学者達の手によって掘りつくされた。 しかし、「命の泉」の水を持ち帰ったものは1人もいない。

「命の泉」の伝説はこうである。

…神のちからを秘めたる泉、その水を命の祭壇で飲みし者に
神のちからがやどる…


凄腕トレジャーハンターや考古学者が、幾人も挑んだこの謎だが、 この遺跡の地下に泉があると言うことと、 遺跡の地上の何処かに「命の祭壇」がある事以外は何もわかっていない。



ストーリーイメージ02

とうさんの手帳

ここに一冊の手帳がある…
これはボクのとうさんの手帳だ。

手帳にはこう書かれていた。

神の泉を求めし者
神々の声に耳を傾けよ
深き闇のその奥で
輝く泉に辿りつかん

神の泉に立ちし者
泉のしずくを持ちださば
しずくにおぼれて
神に召される

泉のしずくを持ちし者
7つの部屋をくぐりぬけ
命としずくが合わされば
神のちからを手に入れん



この文章は古代アンサット文明につたわる「ゴクイ・シチョ」の中の一文らしい。
古代アンサット語で「ゴクイ」は神々のこと、「シチョ」は物語のこと、つまりこれは 古代アンサット文明の「神話」が書かれたものである。

王立考古学会に所属している考古学者のとうさんは トレジャーハンターは、歴史的遺産を冒涜するただの墓荒らしだとよく怒っていた。

だが、ボクは幼い頃から、そのハンターにあこがれていた。 ボクは胸を焦がす様な冒険にあこがれていたのだ。



ストーリーイメージ03

王立ハンターズギルド

とうさんに反対されても尚、トレジャーハンターになりたかったボクは、 9歳になった春に家を飛び出した。

…とうさんの死を知ったのはそれから3年後だ。

とうさんはボクに「人類の遺産を守れ」という言葉を残し息を引き取ったと、かあさんはボクに教えてくれた。
そして、自分が生涯かけて研究した考古学の全てをボクに残した。

これが、ボクが「王立ハンターズギルド」に所属する理由である。

王立ハンターズギルドは、金銭目的で荒らされる遺跡や秘宝を守るために世界中をめぐり、 遺跡を保護し、秘宝を回収する。
回収した秘宝はもちろん王立考古学会に手渡される。

今年で16歳になるボクは、その王立ハンターズギルドで最も若い国王認定ハンターである。

国王認定ハンターになる為には、知識や体力はもちろん、他のハンターから命を狙われる事もあるので 危険から身を守るために格闘術や戦闘術を徹底的に叩き込まれる。
ボクは、戦うのがあまり得意じゃないから、なにかと苦労はしたんだけど…



ストーリーイメージ04

はじめての任務

クローチェ遺跡に、たどり着いた。
ハンターの認定を受けてはじめの任務だ。

5年前に王立考古学会が行った、史上最大の発掘作業によって遺跡の地下はくまなく調査された。
遺跡の地下に広がる回廊も全て確認され、入り口付近の一部は、今では、ちょっとした観光地になっている。

結局、調査隊は「命の泉」を見つけることはできず、謎はただのファンタジーというのが定説である。

だが、当時の調査隊にとうさんは参加してはいなかった。
もともと体が弱かったとうさんは、学会に所属していた20数年間、王立考古学館で資料の整理などを行っていた。
この手帳には、その期間に調べられた膨大な情報が書き込まれている。
とうさんは、その資料の山の中でこの遺跡の真の姿を見つけていたのだ。

ボクは、手帳の中のクローチェ遺跡の一文を学会で発表した。
しかし、ボクが幼すぎるためか、学会に所属する学者達は、とうさんの事を空想好きの変わり者が調査にもいけないから、 また、おかしな事を考えたんだろうなどと嘲笑した。

ボクは、とうさんの研究が間違っていないことを証明するために、最初の任務にクローチェ遺跡を選んだのだ。

もちろん、いまさらクローチェ遺跡を調べるなど無駄だという意見が多かったが ただ一人、とうさんの考古学に対する能力を認めてくれていた学会のカツカナ会長が 調査の許可を与えてくれた。



ストーリーイメージ05

クローチェ遺跡

遺跡の入口から地下の回廊に入る。
中はまさに迷宮と言った感じで、前回の調査で作成された地図を見ていても迷子になる。 そして迷子になれば二度と出てくることはできないであろうと確信できるほどに広い。とうさんの手帳をもう一度見る。

神の泉を求めし者
神々の声に耳を傾けよ
深き闇のその奥で
輝く泉に辿りつかん


その横にはとうさんの走り書きでこう書かれていた。

神々は挨拶の時にしか言葉を発しない。挨拶は父なる神「マンジュジ」にのみ行い、順番が決められている。
大地>海>空>炎>風>収穫>狩猟>戦い>誕生>死>創造>破壊>再生

※ただし、戦いの神「オノオ」は、声を発せずその手に持ちし矛で地面をならし、誕生の神「ホジョ」は、双子であるので挨拶を2回行う。
死と破壊の神「サバ」「マヤモ」は1体の神の異なる人格で、必ずその順番を間違える。

そして最後に必ず父なる神「マンジュジ」が挨拶をする。これを忘れるな。


なんだか、ややこしい…。
回廊は、無限に広がる十字路で構成されている。
そしてその十字路の中央には父なる神「マンジュジ」が描かれている。
その周りには、マンジュジに仕えし13神が描かれている。

とうさんの手帳の通り、大地の神、海の神、空の神と床の模様の通り進んでいく。 狩猟の神を経て次の十字路にさしかかる。

戦いの神は声を出さないので、誕生の神が描かれている方向へ、 そして、次の十字路でも、双子である誕生の神の描かれている方向へ進む。

次は、死の神だが、破壊の神といつも順番を間違えるので、破壊の神の方向へ、 そして創造の神、次が順番を間違えたもう片方の死の神、そして最後に再生の神。

再生の神の方向に進んでいくと、袋小路の突き当たりにきた。
突き当たりの壁には、床に描かれた模様をと同じ模様が描かれている。
この模様はこの回廊のいたるところに描かれているが、この絵は他とは少し異なる雰囲気がある…

ふと、とうさんの手帳の言葉を思い出す。

そして最後に必ず父なる神「マンジュジ」が挨拶をする。これを忘れるな。

最後に挨拶をするのは、父なる神「マンジュジ」だ。
ボクはそっと手を伸ばし、マンジュジが描かれた壁に触れる。
すると、マンジュジが描かれた部分が、音も立てずに奥へと開いていく。
開いた先には地下へとおりる階段があり、闇へと続いていた。



ストーリーイメージ06

輝く泉

闇へと続くその階段をおりる。
地の底へとでも続くかのように長い階段はクネクネと曲がりくねり、方向感覚は完全に失われていた。
延々と続くかに見えた階段を折りきると、そこには輝く泉が広がっていた。
青白く輝く泉の光で、その空間の巨大さを確認することができる。

地上に建っている遺跡部分、その下の回廊部分など比べ物にならないほどの大きな空洞が広がっている。

輝く泉は青く澄み切ってはいるが、その深さはあまりの透明度に目測することすらできない。 見ているとその中に吸い込まれそうになる。

手をつけると水はものすごく冷たい。 ボクは、その水を両手ですくって少し飲んでみた。 「命の泉」の水を飲んだのだから、ボクはひょっとして不老不死になったかもしれない。

不死はいいけど、不老はちょっとこまるな…
もっと、大人になってから飲んだ方が良かったかもとボクは少し後悔した。

泉には奥へと続く足場が点々と続いている。 一本道のその足場を奥へと進んでいくと、ツルツルと滑る足場から落ちそうになった。

危ない、こんな冷たい水の中にいきなり落ちたら、いくら不老不死でも一瞬で 動けなくなってしまう。

足場はまだまだ先へと続いている。
ボクは慎重に足元を確かめながら進んでいく。

一本道は途中から徐々に水面から高くなっていき、いよいよ落ちたらそれだけで ただではすまない高さになってきた。一歩一歩バランスを取りながら進む。
とうとう、足場の高さは水面から20mは離れただろうか、空洞の中に風が無いのが唯一の救いだ。

すると前方におかしなものが見えてきた…



ストーリーイメージ07

つられた部屋

それは空洞の天井部分から生えてきているように垂れ下がっている。 まるで、服の袖が垂れ下がったようになっている。
その袖には袖口のようにポッカリと穴が開いており、道はその袖口へとつながっていた。

袖口から中に入ると、そこは小さな部屋になっていた。
部屋の中央には台座があり、その上に泉の水と同じように青白く輝く玉が置かれている。

これが、泉のしずくであることは、この場に立てば誰もがわかるであろう。
ボクはその泉のしずくに手を伸ばす。
しずくには、表面に無数の溝があり、それが何らかの模様となっていた。
とうさんの手帳の文面を思い出す。

神の泉に立ちし者
泉のしずくを持ちださば
しずくにおぼれて
神に召される


この玉を持ち上げれば、きっと何かの仕掛けが作動するだろう…
その仕掛けを乗り越えた先に、伝説の神のちからがあるはずだ。



ストーリーイメージ08

本当の冒険のはじまり

命がけの冒険。
それこそが、ボクがトレジャーハンターを目指した理由だ。
とうとう、そのときがやってきた。

緊張と期待と恐怖でボクの両手は微妙に振るえ、背中に汗がつたった。

台座の上の玉をそっと両手で包み持ち上げる。
その玉は思った以上に軽く、あっけなく持ち上がった。
が、それはものすごく冷たく、手袋の上からでも手がかじかんだ。

ボクは慌てて玉をバッグへとしまい、両手をもみほぐした後で すばやく身構えあたりを見回す。

…が、何もおきない。

あれ?
遺跡が古すぎて仕掛けはもう壊れているのか?

ホッとする反面、少しがっかりして後ずさったその時 入口が、いきなり上から落ちてきた石の壁によって、さえぎられた。
慌てて壁に体当たりした後、壁の周りを調べるが石の壁はビクともしない。

そしてその壁の下から勢い良く泉の水が入ってくる。
どういう仕掛けなのか、この部屋は水面から20mは上にあるはずだ。
だが、現に水は勢いよく流れてくる。

振り返ると玉が置かれていた台座を挟んだ奥の壁に いつの間にか次の部屋への入口ができている。

そしてその先に、部屋があった。
その奥の部屋へと続く入り口は、ボクに出られるかどうか挑戦しろとでも言っているかのようだ。

ボクは慎重にその部屋の中へ入っていく。

さっきの部屋の半分ぐらいの大きさのこの部屋の中央にも やはり台座のようなものがあるが、そこには謎の模様が描かれたパネルが9枚並んでいた。

泉のしずくを持ちし者
7つの部屋をくぐりぬけ
命としずくがあわされば
神のちからをてにいれん


パネルに触れた瞬間、パネルの色が入れ替わる。
その瞬間、部屋の入り口は岩の壁によって閉じられ、壁の下から泉の水が入ってきた。

しかし、今のボクにはそんな事はまったく気にならない。

これが、7つの部屋の1つ目の部屋なんだなという確信を得たとき ボクの心臓は再び燃え上がり、高鳴る鼓動が帰ってきた。

命がけの挑戦が今、目の前に広がり だれも体験したことのない冒険が口を空けて待っている!

ボクのはじめての冒険はこうしてはじまった…


▲このページのTOPに戻る
© 1995-2009.SunArt Co., Ltd. All Rights Reserved.